はじめに:アラフィフで貧乏・一人暮らし…気づけば「孤独と貧乏」が隣にいた私の本音
「アラフィフ 貧乏 一人暮らし」—— この検索ワードでたどり着いたあなたも、同じような現実を抱えているのかもしれませんね。
私も気づけばアラフィフ。 非正規の夜勤介護職、メンタルの波が激しく、貯金ほぼゼロ、友人もゼロ。 離婚・子育てを終え、残ったのは「私ひとり」だけ。
若い頃は「そのうち落ち着くだろう」と思っていましたが、 現実は予想以上に厳しかった。
でも、それでも何とかひとりで生きている。 「貧乏でも、誰にも迷惑をかけずに生きていけたらいい」—— そんな気持ちで、今日も夜勤に出かけています。
この記事では、 アラフィフ 貧乏 一人暮らしの女性が抱えるリアルな不安や日々の現実、 そして私が夜勤介護職として見つけた“ささやかな幸せ”について書いていきます。
アラフィフの非正規夜勤介護職…「働いても生活が苦しい」現実
40代になりやっと正社員になれたと思ったらコロナ解雇。全くの未経験の介護職に転職しました。「人の役に立ちたい」なんて思いは皆無。—— 求人に応募してもどこにも受からない、もう受かればどこでもいい。そんな気持ちでした。
非正規雇用ではあるものの、社会保険加入のフルタイムパート。最初の頃は、肉体的にも精神的にも辛いものでした。
- 月によって出勤日数がだいぶ違う
- 収入の差が激しい
- ボーナス・昇給ほぼナシ
- 腰痛がずっと続く
「アラフィフ 貧乏」という現実は、 体と心にじわじわと堪えてきます。
「このまま年を取って、私はどうなるんだろう……」 そんな不安が、ふと頭をよぎります。

アラフィフ 貧乏 一人暮らし女の節約術|月食費2万円台でも“惨め”にならない暮らし方
家賃2万円の古い市営住宅。 風呂は狭く、トイレは冷たい。 でも、家賃が安いことだけが救いです。
貧乏でも生き抜くための工夫
| 項目 | 私のやり方 |
|---|---|
| 食費 | 月2万円台。業務スーパー+見切り品が味方 |
| ご褒美 | 夜勤明けのカフェモーニング |
| 部屋作り | 100均観葉植物、明るいカーテンで“暮らしてる感”UP |
「お金がない=不幸」ではない
ただし、「心が荒れる=不幸」だと気づきました。
だから私は、 “心だけは貧しくならないように” をモットーにしています。
社会不適合者としての生き方|“ひとりでいる自由”
私は昔から職場の人間関係が苦手。
- 雑談ができない
- 飲み会が苦痛
- 「空気読めない」と言われたことも
でも、無理に合わせて疲れ果てるなら、 “ひとりで生きる”方がずっと楽。
「社会不適合者」という言葉を自嘲気味に使いますが、 今ではそれが自分らしさの一部だと思っています。
介護の仕事で、 利用者さんの穏やかな寝顔を見る瞬間—— 「ああ、自分にもできる仕事がある」と思える。
誰かの役に立っている実感が、 人付き合いの下手な私を、ギリギリ支えてくれています。
老後への不安と、現実的な備え
正直、老後は不安しかない。
国民年金は月5万円台。
貯金もほぼゼロ。
病気になったら終わりだと思う。
だけど、考えすぎても眠れなくなるだけ。
だから私は、“現実的にできる備え”だけを意識しています。
- 市営住宅・URなど家賃補助制度を調べる
- 生活保護の条件を事前に把握
- 小さな副収入(ブログ・メルカリなど)
- 体を壊さない生活リズムを意識
どれも地味だけど、
「何も知らないで不安になるよりマシ」。
“備え=安心のタネ”
アラフィフの今だからこそ、
“お金を貯める”より“情報を持つ”ことが大事だと思っています。
友人ゼロでも孤独じゃない
私は本当に友人がいない。
LINEも家族のグループさえない。
でも、不思議と寂しさより「気楽さ」を感じることもある。
休日に誰とも話さなくても、お気に入りのYouTubeチャンネルを見たり、コーヒーを淹れてゆっくり過ごす時間は、誰かと無理に過ごすより心が落ち着く。
“孤独=不幸”ではない。
むしろ、孤独の中でしか見つけられない安らぎがある。
最近では、X(旧Twitter)やブログで同じような境遇の人を見かける。
画面越しでも、「わかる」「同じだよ」という言葉に救われる。
それだけで、「私は一人じゃない」と思える。

アラフィフ貧乏一人暮らしでも、人生はまだ終わっていない
世の中では、
「お金がない=負け組」
「孤独=かわいそう」
と言われがち。
でも、私たちのような生き方には、 見えない強さがたくさんあります。
- 誰にも頼らず生きてきた忍耐
- 失敗しても立ち上がる根性
- 少ないもので満足する感性
たとえ今が貧しくても、
「心が死なない限り、人生はまだ続いていく」。
同じ境遇のあなたへ伝えたいこと
もし今、「お金もなくて、一人で、生きるのがしんどい」と感じているなら、
まずは“今日を生きる”だけで十分だと思う。
私も何度も「もう無理だ」と思いました。
でも、どんなに貧しくても、夜が明ければまた朝が来る。
ご飯を食べて、仕事に行って、それだけでも立派だと思うのです。
貧乏でも、孤独でも、誰かの言葉に傷ついても、
あなたがここにいること自体が、すでに“価値”なんです。
終わりに:小さな幸せを拾い集めながら
夜勤明け、帰り道に浴びる太陽の眩しさ。 風が少し冷たくて、「今日も生き延びたな」と思う瞬間がある。
それだけで、もう十分。
派手な人生じゃなくても、 誰に褒められなくても、 自分のペースで静かに生きる——
それがアラフィフ 貧乏 一人暮らしのリアルであり、 私にとっての誇りでもあります。
【まとめ】私なりの答え
| 不安 | 私なりの答え |
|---|---|
| 収入の不安 | 節約+小さな副収入で乗り切る |
| 老後の不安 | 制度と情報で備える |
| 孤独 | 自分と仲良くなる時間を増やす |
| 社会不適合感 | 無理せず自分のペースで働く |
「貧乏でも、ちゃんと生きてる」
それだけで、私たちは十分がんばっている。
ぼっち女史戦記 
