「1人でどこへでも行ける私」が唯一苦手な場所
私は基本的に1人行動が得意で、映画館も焼肉も旅行も1人で楽しめるタイプです。
ですが、未だに抵抗感がある場所があります。
それが スターバックス。
オシャレな人しかいないような空気。
呪文のように長い注文。
そして、飲み物にしては高すぎる価格。
SNSで季節限定メニューが話題になるたびに「美味しそうだな」と思いつつも、結局スルーしていました。
実際、これまでスタバに入ったのは、知人や家族に誘われて仕方なく付いて行った数回程度。
自分から「行きたい!」と思って入ったことは一度もありませんでした。
息子からのLINEギフトで、避けられない1人スタバデビュー
そんな私に突然、スタバに行く理由ができました。
誕生日、息子からLINEギフトで「スタバのドリンク&フードチケット」をプレゼントされたのです。
息子が初めてくれた誕生日プレゼント。これを無駄にするわけにはいきません。直接注文しなくていいようにモバイルオーダーを利用しようと思いました。
ところが、調べてみると LINEギフトはモバイルオーダーに対応していない とのこと。
「レジで直接注文するしかない」と知った瞬間、胃がキュッと縮こまりました。
私は初心者感丸出しの注文で恥をかきたくなかったので、スタバ公式サイトを見て予習。
頼む商品とカスタムまで決めてから店舗へ向かいました。
店内の空気に圧倒され、緊張がピークに
平日の13時頃、目的のスタバに到着。
書店併設の店舗だったため、まずは本屋をウロウロして客足が減るのを待ちました。
……が、待っても待っても客足が減りません。
観念して注文列に並んだものの、後ろに人が並んでいると思うと焦りがMAX。
頭が真っ白になり、予習してきたカスタム内容を忘れてしまいました。
勇気を出して「カスタムしたかったんですけど……」と小声で伝えると、店員さんが優しくおすすめを提案してくれました。
ありがたくそのカスタムにしてもらい、なんとか注文完了。
席探しの難易度と、量の多さにびっくり
商品を受け取り、席を探します。
しかし窓際も壁際もすべて埋まっており、空いていたのは四方がオープンな落ち着かない席。
併設書店の本を読んでも良いのですが、とても読書できる雰囲気ではなく、ただただ視線が気になるばかり。
「早く飲んで出たい」と思っても、ドリンクは想像以上に大きい。
お腹がたぷんたぷんになりながら、ようやく飲み切って店を後にしました。
この時、心の中で「やっぱりスタバは敷居が高い」と改めて実感したのです。
ちなみに私が注文したのは「洋なし 生キャラメル フラペチーノ」に店員さんおすすめの洋梨果肉カスタマイズ。そしてスイーツに「宇治抹茶チーズケーキ」

スタバ初心者が注文で緊張しないためのコツ
今回の体験から、同じようにスタバ初心者で緊張してしまう方に向けて、私なりのポイントをまとめてみました。
スタバにはサイズ名が独特に存在します。
- ショート(240ml)
- トール(350ml)
- グランデ(470ml)
- ベンティ(590ml)
初心者は「ショート」か「トール」がおすすめです。
普通のカフェの「Mサイズ」が、スタバの「トール」くらいの感覚だと思ってください。
メニュー名を全部覚えなくても大丈夫。
ショーケースやメニュー表を指さしながら「これをトールサイズでお願いします」と言えば通じます。
「ミルクを豆乳に」「氷少なめ」「ホイップ多め」などカスタムは無限にありますが、初心者は無理に挑戦しなくてOK。
どうしてもカスタムしたいときは「おすすめでお願いします」と言えば、店員さんが丁寧に提案してくれます。
今回は使えませんでしたが、支払い方法さえ合えば モバイルオーダー は便利です。
レジで緊張せず、席を先に確保できるので初心者にこそおすすめです。
平日13時はやはり混雑していました。
落ち着いて注文したい人は「午前中10〜11時」や「夕方17時以降」が狙い目です。
まとめ:スタバ初心者でも怖くない
今回、私は「息子からのLINEギフト」という強制力によってスタバに行くことになりました。
緊張で頭が真っ白になりつつも、店員さんのフォローに救われ、なんとか乗り越えられた経験です。
正直まだ「スタバはオシャレすぎて居心地が悪い」という気持ちは残っています。
でも、初心者が緊張するのは当たり前。
むしろ、店員さんは初心者にこそ優しくサポートしてくれるので安心して大丈夫です。
もし「スタバで注文できるか不安…」と感じている方は、ぜひ今回の体験談とコツを参考にしてください。
あなたの初スタバが少しでも楽しい時間になるよう願っています。
とはいえ、私にはまだスタバの敷居は高い。
結局、コンビニのSサイズコーヒーがお似合いなのかもしれないなぁ。