一人暮らしの洗濯頻度はどのくらいがベスト?おひとりさま女性のリアル事情と節約のコツ

一人暮らしの女性が洗濯をしているイラスト

はじめに:利用者さんの洗濯事情から気づいたこと

私が訪問介護で担当している利用者さんは二人いて、どちらも一人暮らし。
けれども、洗濯の頻度はまったく違います。

ひとりは「1日おき」に洗濯するタイプ。
もうひとりは「洗濯カゴがいっぱいになったらする」タイプです。
風呂上がりに使用するタオルも1回使ったら洗濯する人、数日は同じタオルを使う人、いろいろですよね。

同じ一人暮らしでも、洗濯の頻度って本当に人それぞれだなと感じます。
ちなみに、私はというと「ほぼ1日おき」。
以前はドラム式で乾燥も利用していましたが、節電のため引越しを機に買い替え。
現在は7kgの縦型で乾燥機能はなし。天気が良ければベランダに干して、悪ければ布団乾燥機を使って部屋干し。

では、一人暮らしにとって「ちょうどいい洗濯の頻度」とはどのくらいなのでしょうか?
今回は実体験を交えながら、「洗濯頻度の目安」「おすすめの洗濯機サイズ」「節約のコツ」を紹介します。

洗濯かご

一人暮らしの洗濯頻度、みんなはどうしてる?

実際にSNSや口コミを見てみると、洗濯頻度は大きく3パターンに分かれます。

タイプ頻度特徴
毎日派毎日~1日おき清潔重視・部屋干し派に多い
まとめ洗い派週1~2回節水・電気代を重視。休日にまとめて洗う
状況次第派カゴがいっぱいになったら臨機応変タイプ。衣類の量や天気で決める

一人暮らしでは「毎日洗う必要はない」と思われがちですが、実は生活スタイルによって最適な頻度は変わります。

【生活スタイル別】最適な洗濯頻度の目安

① 在宅ワーク・室内中心の人

→ 2~3日に1回程度がおすすめ。

室内で過ごす時間が長いと衣類があまり汚れません。
ただし、部屋着やタオルを清潔に保ちたいなら2日に1回ペースが快適。
特に夏場は汗をかきやすいので、こまめな洗濯が◎。

② 外出や仕事が多い人

→ 1~2日に1回がおすすめ。

仕事服や制服、タオル、インナーなどで洗濯物がすぐにたまります。
洗濯を溜めると部屋干しの量が増え、乾かない・生乾き臭の原因にも。
天気のいい日を逃さないためにも小まめな洗濯が効率的です。

③ 週末まとめ洗い派

→ 週1~2回でもOK

仕事が忙しい平日は無理に洗わず、週末にまとめて洗う人も多いです。
この場合、洗濯機の容量を大きめにしておくと一度に済ませられて便利。
ただし、湿気の多い季節や部屋干しメインの環境では、まとめ洗いは乾きにくいので注意が必要です。

一人暮らし女性におすすめの洗濯機サイズは?

目安は「5kg~7kg」

洗濯機の容量は、

  • 一人暮らし:5kg前後
  • 余裕を持ちたい人・週末まとめ洗い派:6~7kg

が目安です。

私は7kgの縦型を使っていますが、1日おきでも容量に余裕があります。
毛布やシーツも一緒に洗えるので、頻繁にコインランドリーへ行く必要がなくなりました。

ドラム式 or 縦型?どっちがいい?

種類特徴向いている人
ドラム式節水・乾燥機能付き・高価格忙しい人・部屋干しが多い人
縦型洗浄力が強い・価格が安いコスパ重視・汚れが気になる人

乾燥機能付きのドラム式は確かに便利ですが、電気代も高く、初期費用がかさみます。
私はコスパ重視なので縦型派。乾燥機能がなくても、除湿機やサーキュレーターを使えば十分乾きます。

節約の観点から考える洗濯のコツ

① 電気代・水道代の節約

  • 洗濯機の容量に合わせて“ちょうど良い量”で回す
  • 「お急ぎモード」や「節水コース」を活用
  • 夜間の電気料金が安いプランを利用

1回の洗濯で使う水はおよそ100L前後。
2日に1回洗う場合と、週に1回まとめ洗いする場合ではまとめ洗いの方が使用水量は少なくなります。
“こまめに少量洗う”より“適量をまとめて洗う”方が省エネです。

② 洗剤の使いすぎに注意

洗剤を多く入れても洗浄力は上がらず、すすぎの回数が増えるだけ。
ボトルの目安より“少なめ”でOK。汚れが少ない普段着ならなおさらです。

③ 部屋干し対策

冬や梅雨時期は部屋干しが増えます。
生乾き臭を防ぐには、

  • 除湿機+サーキュレーターで風を循環
  • 干す前に洗濯槽を清潔に保つ
  • 酸素系漂白剤を定期的に使う

の3点を意識しましょう。
私は布団乾燥機衣類乾燥袋で天気が悪い時も生乾き回避です!

「洗濯が面倒」を解消する小さな工夫

  1. 洗濯ネットを使って仕分けを簡単に
     → 色物・下着・タオルなどをそのままネットごと入れて洗えばラク。
  2. ハンガー干し用ラックを固定場所に置く
     → 毎回組み立てる手間が省けます。
  3. 夜に干して朝には乾くルーティンを作る
     → 夜のうちに洗えば、朝には乾いていることも多く時短に。
  4. タオルは速乾素材を選ぶ
     → 乾きやすく、においもつきにくい。

小さな習慣の積み重ねで、洗濯はぐっとラクになります。
私はバスタオルは持たず、入浴時は大きめのフェイスタオルを使うことで乾きやすく、干すスペースも少なくて済むので快適です。

結論:自分の生活リズムに合った“ほどよい頻度”が最適解

一人暮らしの洗濯頻度に「正解」はありません。
大切なのは、清潔さと手間、節約のバランスを取ること

私は「1日おき」でちょうどいいと感じていますが、仕事の忙しさや天気、季節によって柔軟に変えるのが一番です。

洗濯を“家事の義務”ではなく、“生活を整える習慣”として取り入れることで、一人暮らしの毎日がもっと快適になります。

まとめ

項目目安
一人暮らしの洗濯頻度1〜3日に1回が目安
洗濯機の容量5〜7kg
節約のコツまとめ洗い・お急ぎコース・洗剤少なめ
清潔を保つ工夫部屋干し対策・槽洗浄・風通し確保

「一人暮らしの洗濯」って、地味だけど毎日の暮らしに直結する大事な習慣。
無理せず、ほどよいペースで、自分らしい“洗濯リズム”を見つけてくださいね。

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