おひとりさま期間が長いと特に
「メイクする意味ってある?」
と感じる瞬間が増えていませんか。
私の仕事はほぼ利用者さんとしか顔を合わせない訪問介護。
プライベートはおひとりさま行動が基本。
誰かのためにメイクをする必要性を感じないし、そもそも若い頃からあまり化粧に興味がなく、肌への負担の方が気になる。
けれど一方で、社会には
「メイクは最低限の身だしなみ」
「すっぴんは失礼」
という価値観が根強く残っています。
この記事では、
ノーメイクを選びたい40〜50代のおひとりさま女性に向けて、賛否両方の意見を整理しつつ、“自分が心地よいメイクとの距離感”を見つけるための視点をまとめました。
1|なぜ“メイクは身だしなみ”と言われるのか?
まず、ノーメイクに否定的な人は、決して悪意で言っているわけではありません。
多くの場合、その意見の背景には次のような考えがあります。
メイクは肌のくすみやムラを整え、顔色を明るく見せることで、清潔で健康的な印象を与えます。ビジネスや日常生活では、こうした「きちんとしている」外見が相手に好感と信頼感を生み、身だしなみとして必須とされることが多いです。
メイクは髪型や服装と同じく、自分の見せ方を調整するツールです。場面に応じてナチュラルに仕上げたり、TPOに合わせたりすることで、周囲への配慮や敬意を示せます。特に日本では「空気を読む」文化があり、過度な素顔が無頓着と見なされる場合もあるため、基本的なメイクがマナーと結びつきます。
毎朝メイクをする行為自体が、時間管理や自己ケアの習慣を表します。就職面接や職場では、この「自己を整える努力」が責任感やプロ意識の現れと評価され、身だしなみの一環として「メイクは当たり前」とされる背景があります。
2|ノーメイク派の気持ちも、同じくらい自然で正当
では逆に、化粧がめんどう・メイクをしたくない理由はどうでしょう?
これは“怠け”でも“身だしなみを欠いている”わけでもなく、
変化したライフスタイルと身体の声に沿っただけです。
メイクを「面倒」と感じるのは自然なことでもあります。
シミ・たるみ・毛穴などを無理に隠そうとして、逆に厚塗り感が出たり、崩れやすくなったり…。無理にメイクをすると肌トラブルにつながることも。
家族やパートナーに合わせる必要がないおひとりさまにとって、「誰に見せるわけでもない」メイクは優先順位が低い。
若い頃のメイクは「自信をつけるため」「他人からどう見られるか」の目的が大きかった。
しかし40〜50代は、“人の視線より、自分が心地よい”かが基準になる。
朝の10分を削ってでも、1分でも寝たい…。
40〜50代の体力は正直です。
これらはすべて“合理的な理由”です。
3|ノーメイク派とメイク派、両者に共通する価値観は「清潔感」
“メイクをしているかどうか”より重要なのは、
どちらの立場にも共通して大切にされている 清潔感 です。
実際、ノーメイク賛成派の意見の多くは
「ただし不潔に見えなければ問題ない」という前提つき。
つまり…
- 髪
- 眉
- 肌の保湿
- 服装

これらが整っていれば、
ノーメイクでも十分「きちんと見える」 のです。
逆に、フルメイクでも髪が乱れ、服がヨレヨレなら清潔感は損なわれます。
4|ノーメイク派が取り入れやすい“最低限の身だしなみ”
「ノーメイクでも好印象に見られたい」
「周りの人に不快に思われないようにしたい」
そんな人におすすめなのが ミニマル身だしなみ。
- 色つき日焼け止めを塗るだけ
ファンデより軽く、血色が出て健康的に見える。 - 眉だけ整える
ティントを1〜2日に一回で十分。 - リップクリームで乾燥対策
色なしでもOK。
唇が乾いていると疲れて見えるため、保湿は大事。 - 髪をすっきりまとめる
優先順位はメイクより髪。
清潔感の9割を決めるのは実は髪だと言われています。
5|“おひとりさま”だからこそ自分でルールを作れる
40〜50代のおひとりさま女性の強みは、
他人に合わせる必要がない こと。
だからこそ…
- 仕事のある日は「最低限」だけ整えればいい
- プライベートは完全ノーメイクでOK
- 気分が上がる日は少しだけメイクしてもいい
- 誰のためでもなく、自分の身体に合わせて選べる
メイクは義務ではなく、選択に変わる。
これはおひとりさまの特権です。
ノーメイク派の私が唯一持っているファンデーションが、北の快適工房の『ハックティック』です。
たまにしかメイクしないので、この容量がちょうど良い。ズボラな私にも使いやすいスティックタイプ。1本だけで日焼け止め、化粧下地、ファンデ、コンシーラー、フェイスパウダーの5つの機能を備えているのも優秀です。
6|メイクをしない自由と、メイクをする価値観は両立できる
大事なのは、
“ノーメイク派 vs メイク派” の対立ではありません。
価値観ではなく、
生活環境と体質の違い だからです。
- メイクで自信を持てる人
- ノーメイクで肌が楽になる人
- 時々メイクしたい人
どれも正解。
そして
「メイクは身だしなみ」
という価値観があるのも尊重できること。
その意見があるからこそ、
“最低限の整え”が必要な場面も理解できます。
双方の価値観を知った上で、
最終的にどうするか決めるのは、あなた自身。
まとめ|メイクする?しない? 40〜50代は“心地よさ”で選べばいい
ノーメイクを選ぶ理由も、メイクを「身だしなみ」として捉える理由も、どちらも正しい。
ただ、40〜50代になった今、優先したいのは 他人の価値観ではなく、自分の身体と生活。
あなたが心地よく、負担なく過ごせるなら、“ノーメイクで生きる” は立派な選択肢です。
そして必要な場面だけ、最低限を整える柔軟さがあれば、十分に「大人の女性の振る舞い」。
メイクに縛られず、でも周囲の価値観も知っておく。
そのバランスこそ、40〜50代のおひとりさまにふさわしいスタイルだと思うのです。
ぼっち女史戦記 
