冬の職場、足元からじんわり冷える寒さに悩まされていませんか?
私は訪問介護の夜勤をしているのですが、節約志向の利用者さん宅では暖房も最小限。
待機時間の冷えは本当にこたえます。介護に入ると体を動かすのでカイロを貼ってると逆に暑くなる…。
そんな中で、私が実際に使って「これは手放せない!」と思った防寒アイテムが3つあります。
それが、ハクキンカイロ・メリノウールのインナー&ソックス・ダウンブランケットです。
どれも電気を使わずにじんわり温かく、職場の環境を選ばずに使える優秀グッズ。
今回は、夜勤介護の現場でも快適に過ごせた実体験を交えながら、デスクワークの方にもおすすめできるポイントを紹介します。
レトロなのに最強の暖かさ「ハクキンカイロ」
ハクキンカイロは、ベンジンを燃料に使う昔ながらの金属製カイロ。
正直、最初は「面倒そう」「臭いそう」と思っていましたが、一度使ってみると手放せません。
元々はキャンプで使用するために購入したのですが、今では冬の夜勤のお供になっています。
・発熱時間が長い:最大24時間、夜勤1回分まるまる保温できる
・電気不要:モバイルバッテリーの持ちを気にせず済む
・エコで暖かさが桁違い:使い捨てカイロや充電式カイロより高い熱量
私は夜勤中、ズボンのポケットや腹巻きの内側に入れて使っています。金属製の本体はカバーに入れれば低温やけどの心配も少なく、身体の中心を温めるのに最適。
オフィスなら膝の上やポケットに入れておくだけで、指先の冷えも軽減します。
ハクキンカイローそれはポケットに忍ばせる小さな太陽

デメリットはベンジンの臭いが気になる人もいることと、燃料補充の手間。
汗冷え知らずの快適さ「メリノウールのインナー&ソックス」
次に手放せないのが、メリノウール素材のインナーと靴下。
普通のヒートテック系と違い、メリノウールは「汗を吸っても冷えない・臭わない」点が最大の魅力です。
メリノウールに出会う前はヒートテックを着用していましたが、肌に合わず痒みが出てしまいました。メリノウールは天然素材ということもあってか肌の状態も良好です。
・天然の温度調整機能:寒い時は保温、動くと放湿
・臭くなりにくく、連日使用にも◎
・肌触りがやさしくチクチクしない
夜勤中は介護で動いて汗をかいたあと急に冷えることもありますが、メリノウールなら常に体温が安定。
靴下は、仮眠の時履いたままでも蒸れずに快適です。
座りっぱなしだと足元が冷える方にも、メリノソックスはおすすめ。冷え性対策にも◎。
最初はモンベルのものを使っていましたが(結構お高い)今ではワークマンで安価なものが販売されているので購入しやすくなりました。
冷え込む足元に「ダウンブランケット」
最後は、仕事中や通勤中の車内でも使えるダウンブランケット。
小さく畳めて軽く、羽毛布団のようにぬくもりを逃しません。
私は夜勤の待機室で、椅子に座ったままひざ掛けとして使ったり肩に掛けたりしています。
仮眠時は寝袋の中に入れて寝てます。ダウンが暖かい空気を溜め込んで寒さは感じません。
デスクワークの方なら、ひざ掛け、腰に巻く、足元のミニ寝袋代わりに使う
など、使い方の幅が広く、見た目も落ち着いたカラーを選べばオフィスでも浮きません。
選び方のポイントとしては、ダウンもピンキリなので職場の寒さに応じてフィルパワーの高いものを選んでください。
フィルパワーはダウン製品の暖かさや品質を判断する目安となるもので、標準が600くらいです。数値が高くなるほど保温性が高く、軽量になります(値段も高くなりますが…)
私はISUKA(イスカ)の720フィルパワー、80X120cmのものを使っています。
夜勤もオフィスも「冷え対策は妥協しない」
夜勤介護の現場も、オフィスも、「寒さ」は集中力を奪い、体調にも影響します。
特に女性は冷えやすく、長時間の冷えは肩こり・生理痛・倦怠感にもつながりがち。
防寒グッズを賢く取り入れれば、
- エアコンの温度を上げすぎずに快適に
- 省エネ&節約にもなる
- 冬の仕事のストレスがぐっと減る
私はこの3つのアイテムを揃えてから、「寒さでツラい夜勤」が「快適に過ごせる夜勤」に変わりました。
忙しい中でも心地よく働くために、ぜひ職場の防寒を見直してみてくださいね。
まとめ
| アイテム | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| ハクキンカイロ | 繰り返し使える最強の熱量 | 外出・夜勤・冷え性対策に |
| メリノウールインナー&ソックス | 汗冷えしない天然素材 | 動きの多い仕事・冷え性の人 |
| ダウンブランケット | 軽くて保温力抜群 | デスクワーク・待機室に |
ぼっち女史戦記 
